スポットポジション
2019-07-20舌は、上の顎にくっつけておきます。舌の先はスポットに置きます。
スポットとは上の歯の内側です。
ふだん舌の先は、スポットの位置にあるのが正常で、歯には触りません。
舌は吸いついているような感じです。
その時に舌を丸めないように注意して下さい。
もし自分の舌の先が、下の歯の内側についているようなら、
スポットの位置におくように心がけて下さい。
舌の正しい位置をおぼえてください!!!
舌は、上の顎にくっつけておきます。舌の先はスポットに置きます。
スポットとは上の歯の内側です。
ふだん舌の先は、スポットの位置にあるのが正常で、歯には触りません。
舌は吸いついているような感じです。
その時に舌を丸めないように注意して下さい。
もし自分の舌の先が、下の歯の内側についているようなら、
スポットの位置におくように心がけて下さい。
舌の正しい位置をおぼえてください!!!
ふだんボーっとしている時、べろ(舌)はどこにありますか?
どこにあるのが、歯のためにも良いのでしょうか。
「べろの先は下の前歯の裏側にあります。」と答えた人は
気をつけてください。
色々な不正咬合の原因になることもあります。
ふだんの正しい舌のポジションは、上の顎についていること。
その時に、唇は閉じていて、歯はかんでいないのが自然です。
歯を動かす力は、舌の力が大きいですね。
もし、舌がなかったら、どんな歯ならびになるの
でしょうか?
そこで無舌症の方の写真を見つけてコピーしました。
舌が歯を押していないと、こうなるのですね。
舌がないから、歯に内側からの力がかかりません。
頬筋や口輪筋が普通だったら、外側からの力が
どんどん歯にかかり、上下の歯列はギュッと
狭くなってしまうんですね。
筋肉のバランスってやっぱり大事です!!!
お口のまわりの筋肉や舌が、どうして歯を動かしてしまうの?
それは、こんな理由があるんです。
ここでちょっとバクシネータ?メカニズムを説明します。
歯は、外側からは頬筋と口輪筋、内側からは舌の筋肉の影響
を受けて、調和のとれた位置にいるんです。
口をいつも開けている、口呼吸をしている、舌癖がある場合は、
外側からの力が弱くて、舌の押す力が勝ってしまいます。
それで、オープンバイトや出っ歯になったりします。
また、舌がいつも下の歯の前歯の後ろにある場合(低位舌)は、
受け口(反対咬合)の人に多いです。
外側内側の筋肉のバランスの取れたところに歯は並びます。
自分の筋肉が、矯正の役割をしていて、理由があってそこに
並んでいます。
矯正治療で歯並びだけを治しても、筋肉のバランスが悪いと
また歯並びがだんだん悪くなって(戻って?)しまいます。
歯ならびってどうしてこうなるの?遺伝?
もちろん遺伝はあります。それから顎の骨と歯の大きさの問題とか。
それと、意外に知られていないのが、筋肉なんです。
歯は、顎の骨の中で育って生えます。それからお口のまわりの筋肉、頬の筋肉、舌の筋肉に
囲まれて暮らしていくと思ってください。
筋肉がちゃんとしていないと、歯は変な方向に動かされて、歯ならびが悪くなってしまいます。
正しい歯ならびの方は、口の筋肉のバランスがとれています。
指しゃぶりや舌癖、口呼吸などの癖によってバランスが悪くなると、不正咬合を引き起こします。
不正咬合だけではなく、TMD顎関節症やいびき、睡眠時無呼吸症にも影響があります。